La Belle Amour 8 月号のインタビューは、一流女性になる講座Premadnna 主宰でイタリア在住のKAORI さんに生き方と、美容と健康、そしてイタリアマダムの一流女性の思考について、イタリアのKAORI さんにオンラインミーティングにてお伺いしました。

Q:Amour
KAORI さん本日はヴェニスからインタビューにご対応いただきありがとうございます。
宜しくお願いいたします。まずは簡単な自己紹介をお願いします。
A:KAORI さん
私は今まさにヴェネツィアのビーチからインタビューを受けさせていただいているんですけど、私はイタリアで生活をして20年になります。
この後、イタリアに来た経緯をお話したいと思いますが、私は、日本の女性達が自由におしゃれができなかったり、自由な発言ができないとか、自分のやりたいことが人目が気になりできないという方がすごく多い状況を変えたいと思っています。今、実際に日本の女性達に向けてオンライン講座を開催しています。
Q:Amour
ありがとうございます。Hiroe Amour のリップセラムとKIBAYASHI 口腔スプレーをご愛用いただきありがとうございます。
ご利用いただき2週間になりますが、その後いかがでしょうか?
まずは3D リップセラムのKIAORI さんの率直なご使用感をお聞かせください。
A:KAORI さん
いただいたパンフレットでは、唐辛子エキス配合とを書かれていたので、最初ピリピリするのかと思い、ある意味興味があったんですけど、そんに痛いピリピリ感ではなく、それよりも清涼感があるように感じたんですね。今の季節、夏の湿気がある中で、特に日本は湿気があると思うんすけど、これをつけることで口周りが爽やかになったところがいいな、と思ったのがひとつ、そしてもうひとつが、このリップセラムの中にはヒアルロン酸が入っていますよね、その効果で唇がぷっくりとしてくれるんですけど、わざとらしさがなく、すごく自然な形で唇がぷくっとなります。イタリアの女性は唇に厚みがあることがセクシーだとのことで、美意識が高い方はボトックスを入れている方が多いです。
Q:Amour
それは、日本、アメリカなど全世界的なトレンドですよね?
A:KAORI さん
そうなんですよ、でもボトックスを入れるとなんか凄く“アヒルちゃん”みたいに口ばかり目立ってしまって、はっきりいってあまり美しくなく、わざとらしさを感じます。
でも、このHiroe Amour のリップセラムはすごく自然で、いかにも“ボトックス打ちました”とならないところが凄く魅力だな、と思って私は毎日使っています。
Q:Amour
ありがとうございます。艶も出ますし、保湿感もしっかりあるのでそのあたりはいかがですか?
A:KAORI さん
そうですよね、良いところは口紅の下地としても使えますし、後は口紅が落ちてきちゃった時にこのリップセラムをちょっと上から塗ってあげると、もとも塗っていた口紅の色と融合して、自然な色味がでるのでお化粧直しにも使っています。

Q:Amour
素敵なコメントをありがとうございます。
それでは口腔スプレーKIBAYASHI はいかがでしょうか?
A:KAORI さん
私は今まさに絶賛喉風邪ひき中なんです。最初、完全に口臭予防のスプレーだと思い込んでいたんですね、改めて説明書を読み返して、“喉にもいいんだ”ということがわかりまして、それからこの一週間ずっと使っています。
Q:Amour
そうなんです。口腔スプレーKIBAYASHI は喉が痛いときや風邪かな?と思ったときにご利用いただくこともお勧めです。
A:KAORI さん
最初は口臭予防の意味で使っていまして、特にイタリアはイタリア料理にニンニクとか玉ねぎをすごく使うんですよ、ただ一方でイタリア人は凄く美意識が高い人が多いので、ニンニクや玉ねぎの臭いにめちゃくちゃ敏感なんです。だから歯磨きとかも豆にしたりとか、すごく丁寧に口臭ケアをしています。
口臭ケア用品の中でも口腔スプレーKIBAYASHI は優れていて、とても便利です。サイズも30ml でバッグに入れられるので持ち歩けるところも利点です。
Q:Amour
100%オーガニックですので安心してご利用いただけます。
A:KAORI さん
そうですよね、小さなお子さんがいらっしゃる方にも安心してご利用いただけますよね。あと、私はイタリア人の友人達を何度か日本に連れて行っていまして、その際に結構な確率で、「日本の電車の中ってなんでこんなに焼肉というかニンニク臭いの?」と言われます。
Q:Amour
それは初耳です。私たちはそれをあまり感じずにいますね。
A:KAORI さん
私もそれを言われるまで気づきませんでした。
今、日本にはインバウンドでたくさん海外のお客様がお越しです。もしかすると、それを思っていらっしゃる人が多いんじゃないかと思います。私自身の耳でイタリアの友人達から日本人の口臭について聞かされましたので、ご自身では気づいていらっしゃらない人も気を付けた方が良いかも知れません。
Q:Amour
最近日本で「スメハラ」スメルハラスメントのキーワードを目にするようになりました。
A:KAORI さん
そうなんですね…。でもそれは、ある意味これまであまり気にしていらっしゃらなかった人も気を付けるきっかけになりますね。
このような機会に、より日本の皆さんがお口周りを気にされるきっかけになればと思います。
Q:Amour
アメリカでは何十年も前から歯とお口の美意識がとても高い状態でした。日本では八重歯が可愛いといわれていたころでも、それはタブー視されてきました。
それが漸く日本でも浸透してきましたよね?
A:KAORI さん
そうですよね、最近は矯正やインビザラインをされている方が多いですよね。やはり口周りって大事ですよね。
Q:Amour
私の個人的な意見ですが、歯を整えることは、パールのネックレスやダイヤモンドのネックレスを付けるよりも大切なんじゃないかと思うのですが、いかがですか?
A:KAORI さん
確かに。それはベースですし、口って虫歯になるだけのリスクじゃないんですよね。口から菌が入ることによって、それこそ生死の分かれ道というか、そう言ったリスクもありますよね。でも、皆さんは危険であることをそこまで意識がないように思います。
だから、どこでもこのようなお口の中のスペシャルケア製品が手に入らないですし、日本はまだそこまでの意識ではないかと思っています。だから、これから、口腔スプレーKIBAYASHI のような商品が広がって行くべきなんじゃなかと思っています。
Q:Amour
そうなんですよ。ひろえ先生はお口の専門家としてお口からの健康に着目され、お口のスペシャルケア製品を開発されました。
A:KAORI さん
抗菌も口臭も炎症も喉の保湿もできるし、喉の痛みも緩和できるし、私は今週一週間、喉が痛くて眠れないくらい辛くて、ずっとベッドの横においていて、車の中にも持ち込んで、バックの中にも入れて、ずっと持ちあるいていました。お陰様で今かなり良くなっています。
Q:Amour
嬉しいコメントをありがとうございます。これからもぜひご愛用ください。
A:KAORI さん
もちろんです。良い商品に出会えてこちらこそ感謝しています。

Q:Amour
イタリアに移住され、日本、イタリアでご活躍されるグローバルウーマンのKAORI さんが日本を離れイタリアに行かれたきっかけを教えてください。
A:KAORI さん
幼少期の頃に私の祖母の家にアメリカ人の女性がホームステイをされていたんです。
そのころから、漠然と海外に行ってみたいという夢がずっとあって、でも教師だった母が凄く保守的で、女の子を一人で海外留学なんて危険だと、猛反対の状態だったので、学生の時に海外留学が出来なかったんです。
東京の広告代理店に就職し、仕事をしていたんですけど、その会社は外資だったので外資のお得意先と接する機会が毎日ありあまして、やっぱり私のあの時の夢を捨てられない想いがどうしてもあり、30 歳になってその想いが噴き出してきまして、今、行かなかったら一生後悔するだろうと思い決断しました。30歳なら、行ってみて方向転換とか、やり直しがきくと思い、無謀だったんですが、それまでのキャリアを捨てイタリアにワイン留学をしました。
Q:Amour
ワイン留学ですか?
A:KAORI さん
そうなんです。フランスもワインで有名ですけど、イタリアはワイン文化で州によってもワインのキャラクターが違っています。ワインの勉強が凄く面白くて、それをどうしても現地で学びたいと思って、最初はイタリアで最も貴重なワインとされているバローロに行きました。バローロはイタリアのワインの王様といっても過言ではないくらいのピエモンテ州で作られているワインなんです。他にもトスカーナのキャンティも日本ではよく知られていると思うんですけど、バローロはワインをご存知の方なら知らない人はいないというくらいの凄く貴重なワインなんです。そこでピエモンテ州へワイン留学し、将来はワインのジャーナリストになりたくて、それを目指していたんです。
それがイタリアに来た経緯で、そしてイタリア人と結婚し今に至っています。
Q:Amour
いま食品関係のお仕事をされているとお伺いしましたが、それについても教えてください。
A:KAORI さん
パートナーは、生ハム、チーズ、またはフランス、スペインの食材を扱う会社を代々営んでいまして、食繋がりで知り合うことになって今に至っています。
Q:Amour
勇気ある行動ですね?
A:KAORI さん
まぁ、無謀だったというか、でも理性で考えて行動していたら、勇気ある行動ってできないと思うんですよ。ある意味経験に基づいた直感で動いてよかったなと思っています。
Q:Amour
インフルエンサーとしてもご活躍のKAORI さんですが、皆さんは「KAORI さんはお金持ちだからできるんじゃない?」と思われている人が多いとおもいますが、その過程を教えてください。
A:KAORI さん
30 歳で会社を辞めて一人でイタリアに来ました。両親からは全く支援を受けず全部自分でやりました。自分の力でやったことが後々の自信になりました。
最初にイタリアに移住した際は、収入源がなく、それまでの貯蓄でやりくりしなければなりませんでした。でも、つらい時も「やっぱり辞めて今から帰ります」とは言えない、泣き言も言えない、両親にも当然言えないっていう状況だったんですよね。
ただ日本と違っていいなと思ったのが、日本は失敗が許されない文化じゃないですか、でもこちらの方って例えば破産しましたとか、すごい大きな失敗をしても、それで人生終わりだと思っていないです。失敗も含み済みと言うか、失敗を失敗と思わない文化にいるのが大きいなと思いました。
Q:Amour
失敗を失敗と思わなければそれは失敗ではなく学びになりますね。
A:KAORI さん
そうですよね。自分を信じて生きるのは大切ですよね。
Q:Amour
私達はKAORIさんをリスペクトしています。
KAORIさんはお考えが聡明でひとつの芯をはっきり持っていらっしゃいます。
A:KAORI さん
そう言っていただけるととても嬉しいです。

Q:Amour
それでは今のKAORIさんのお仕事内容を教えてください
A:KAORI さん
今、日本とヴェネツィアで私の講座が初めての方を対象に講座を開催しているんです。
SNSの私のフォロワーさんはメイク、ファッションとか歳を重ねるたびに美しくなることに興味がある方が多いので、そのような方々がイベントに来てくださっているんです。
先月も名古屋と東京でイベントを開催したんですけど、みなさん奇麗であることを諦めていない、これが凄く大事だな、と思っています。日本って、“30 歳を過ぎると女は終わり”みたいな扱いをされたりしますよね。それって、本当に時代遅れというか、化石みたいな考え方で、そんなことよりも歳を重ねるから奇麗になれると思います。歳を重ねることはワインと同じで、熟した美しさがあると思うんです。
ヴィンテージワインのように。そのようなお考えの方々がSNSで私をフォローしてくださったり、私の講座にご参加いただいています。
私は自分が奇麗になることを諦めないこと、それは内面、外見ともに美しくなることを諦めない女性をもっと日本社会に増やしたいと思い活動しています。
でも、そのマインドを一人で維持するのは難しいと思っていて、一人の知識には限界がありますし、それを私の講座で基本的な内面的美しさとファッション、メイク、そしてあとはコミュニケーション、の4本立てで講座を開催しています。
10代、20代の美しさって、何にもしなくても既に奇麗なので、表面的な美でもいいんですよ、だけど大人になった私たちの美の定義って、ファッションやメイクだけじゃ薄っぺらいんですよ。こういった口臭ケアも、もちろんそのアイテムですし、自分のことを大切にしてあげるって大人の女性だからこそ、必要なエチケットですよね。
ジェニファー・ロペスも既に55歳くらいだと思うのですが、すごい奇麗だし人工的な奇麗じゃなく自然で奇麗ですよね。既に私たちの親世代の50代、60 代とは、異なってきている。だから、日本人が考え“る30 歳過ぎたら女は終わり”的な考えって、本当にナンセンスだと思っていて、それは、日本のメディアの影響もありますし、未だに古い価値観を持っている男性達からの心無い言葉に傷ついている女性がめちゃくちゃ多いです。
他人は変えられないので、私の発信を通して、「それって間違っているんだよ」と気付いてくれることを私は望んでいます。だから、私自身が見せて行こうと思いSNSで発信しています。私は51歳ですが、自由に生きていますし、自分に制限もありません。それを皆さんに見せていければと思っています。
Q:Amour
KAORI さんはいつもキラキラして自信に満ち溢れていて素敵です。
A:KAORI さん
イタリアで生活していると自分の目に入るもの全てが美しいんですね、歴史的建造物とかも、特に私は北イタリアにいるので街は奇麗に保たれていますし、インテリア、食事、ファッション、見るもの全てが美しいんです。この美しい風景を一枚の絵に例えるとすると、「そこに佇む自分も美しくなきゃ」って思うんですよね。
そうすると、私の見た目であるとか、インナーケアも自然にケアするようになるので、どの場所に身を置くかって凄く大事だなって思います。

Q:Amour
それでは、これからの夢と達成したい目標を教えてください。
A:KAORI さん
先ほどのお話と重複しますが、日本に行くと、どんよりとしか見えないんです。何故かというと、日本女性は既に美しいのに自分たちの魅力に気付いてなくて、ファッションは完全にベーシックカラーよりで、「二の腕を隠さなきゃ」とか「お尻の大きさを隠さなきゃ」とか、隠す一辺倒で、ご自身の持っている美しさを自由に表現してもいいと思うんですよ。鮮やかな色の服を着ると「誰かに何か言われるんじゃないかしら」とか考え、ご自身の好きなファッションを楽しめていない人が多いし、〇〇診断に頼って、「私はこの色は似わない」とか「この服は着られない」と制限する生き方になってしまっていて、凄くもったいないと思います。だから、今の目標は、そういった意識を変えていって、「私たちは、ファッションも生き方も発言も、もっと自由でいいんだよ」。ということを広めていきたいなと思います。
そして、日本の女性が海外に出るきっかけを作れたらと思います。いろんな世界を見て、「私がやっていることって、非常識だと思っていたけど全然普通じゃない」って思えるような環境を作って行きたいなと思っています。それが私の夢です。
Q:Amour
ありがとうございます。最後に東京に素敵なお店をお持ちですが、食について教えてください。
A:KAORI さん
パートナーのお店が麻布台ヒルズに入っておりまして、フィオルディマーゾという生ハムやイタリアのチーズとかを扱っています。それがいわゆるBtoC のお店なんですが、メインはBtoB で、日本の皆様がいかれているようなイタリアンレストランなどで私達の食材を召し上がっていただくことが出来ます。
私は日本とイタリアを繋ぎたいとの想いが昔からありましたので、パートナーのお仕事も手伝いながら、「それが叶っているのかな」と感謝しています。
Q:Amour
KAORI さんのInstagram で素敵なお食事のシーンやパーティのお写真を拝見し刺激をいただいています。
A:KAORI さん
それが私の生きがいというか、みんなと一緒に美味しい食事をして、美しいものを見ることが人生の幸福度を上げてくれると思います。人は一人では生きられないですから。
Q:Amour
大人の教養についてどのように思われますか?
A:KAORI さん
学びは大切です。本を読む、美術館に出かける、新しく違う価値観から学ぶとか。内面研きは大切ですよね。そして発信することも大切だと思います。発信すると言語化ができるので自分の能力を高めることになると思います。
Q:Amour
今日は素敵なお話をありがとうございました。これからもKAORI さんのご活躍を楽しみにしています。
A:KAORI さん
これからも、心がピュアな人達と繋がって行きたいと思います。ありがとうございました。
【インタビューを終えて】
グローバルに活躍されるKAORI さんのインタビューを終えて、沢山の刺激をいただきました。KOARI さんのように世界に羽ばたき、美しく輝く日本女性が増える近未来が楽しみになりました。
「自分を生きる一流のレディになる講座Primadonna」の募集概要
https://kaoritaly.my.canva.site
フィオルディマーゾ日本支社
https://fiordimaso.co.jp